今月23日刊。
まだ発売から二日しか経っていないのに、アマゾンにレビューをいただいた。
しかも★5。
最近、★5は稀なので、とても嬉しく拝読した。
実はこの作品、どんな評価をされるのだろう、とかなり不安だった。もう、しきたりや慣習を題材にしたのをだいぶ書いているし、そろそろ飽きられるのでは、と危惧していたからだ。
むろん、こんな風州などいまはどこを探しはてもないだろうが、しかし、田舎にはその匂いがかすかにではあるが、どこかに漂っている。
これまで何作か書いているが、嘘ではあるが、すべてが嘘というわけでもない。
渡りなりにその「匂い」を搔き集めて創作している。
いや、そんなことはどうでもいい。私は唯、発売2日目にしていただいたレビューに感激している。それだけを書きたかったのだから。
いつも「うーん」と唸るようなレビューを書いてくれる。その評価は別にして、励みとなり、次作に向かって発奮することは確かだ。
次作はもっと、色っぽいものを書かなければ。改めてそう思う。