小鳥遊葵(たかなしあおい)のブログ

雑多なことを、気ままに書き連ねている「場」です。

退屈、というか、無気力なこの頃。

 ずっと、コロナに振り回されているような感じ。

二回、ワクチン接種してもそれは安全安心ではなく、単なる気休めのような気がして、コロナに感染していなくても、無気力感、倦怠感が半端じゃない。

 

 もう、二年も上京していない。ド田舎に棲んでいると、たまには煌びやかな街並みを歩きたいものだが、今は県跨ぎさえ自粛を求められていて、ホント、気が滅入る。

 

 テレビもコロナと政局ばかり。唯一愉しみの大リーグの大谷も、最近打のほうは底に落ちていて、途中で観るのをやめる。

たまにホームランは出るが、変化球ばかりだ。今日の試合でも、中速球のど真ん中さえ2球続けてかすりもしない空振り。今の大谷を観ていても打てる気がしない。

 それに、メジャーのバッターが主審の判定にクレームをつける場面は滅多に観たことがないが、たとえ、それがボールだとしても大谷はそれへの不満を露わにし過ぎる。これでは相手チームだけではなく、審判も敵にしているようなものだろう。

 プロなのだから、際どい球なら見送り三振をするのではなく、振ってファールにするべきだろうと思う。所謂。カットは名選手と呼ばれるには絶対に必要なスキルだと素人ながら思う。

 大谷の大ファンなのだが、ホームラン43本打っていても、打率が2割5分ではあきらかに物足りない。かつての広岡監督なら、代打にしか使わないのではないだろうか。

選球眼がいいと言われているけれど、今日のようにどっちにとられても仕方がないような微妙な外側に手を出さず、あきらかに外れている外へのボールやワンバウンドする低めのボールに空振りして打率を落としているのを観れば、どうも選球眼がいいようには思えない。

 素人目にもあきらかにどん底状態。だけど、ピッチャーとしては素晴らしいね。「あれっ? 何か投げ方が変わったかな」とかなり前に思っていたけど、専門家が言うには、テークバックを小さくしたことで、コントロールがよくなり、それが今の結果を残していると言っていたのを聞き、納得した。それが私の眼にもこじんまりした投げ方に変わったように見えたのだろう。

 願わくば、もとのようなダイナミック投法のままコントロールもよくし、バッタバッタと三振の山を築いてほしいが、メジャーではそれは難しいのだろうね。

 あと残り25試合ぐらいだろうか。ホームランは50本は無理かな。今93の打点は105ぐらいまでのびないだろうか。打率はせめて、2割7分ぐらいまではあげてほしい。そして盗塁は30。もしこのすべてがタイトルに届かなくても、上記の成績なら、押しも押されもしない、一流のメジャーリーガーだと思う。

 よくベーブルースと比較されるが、それはナンセンス。昔は白人だけのチーム構成であり、160キロの球を投げるピッチャーはいなかったらしいし、グラウンドも石ころが転がっていたとか。そんな時代の人と比べることに何の意味があるのか判らない。

 

 さて、政局はどうなるのだろう。哀しいのは、どんなに与党の評価が落ちようと、それなら、と投票したくなる野党が存在しないことにある。アメリカも何が何だかわからない国ではあるけれど、それでも二大政党がしっかりと機能している。日本も一方が駄目なら、次はもう一方を選べる選択肢があるといいな、と思う。

 ところが我が国の野党は悪口ばかりで投票したくなるような人がいない。今度の件でも言っていることに整合性がない。矛盾しか見えない。

「菅はやめるべきだ。この政権はどうしようもない」と非難していながら、いざ菅が出馬しないとなると、「こんなときに政権を逃げ出すなととんでもない」と叫ぶ。

ま、いいか。それが現実なのだから。

それにしても、自民党は強かだね。菅の不出馬で様々な顔が出馬を仄めかすことにより、完全にテレビジャック出来て、野党がしゃしゃり出る場を取り上げてしまった。これで底近くまで落ちていた支持率も、だいぶ回復し、下げ幅もほんの少しで済むのではないだろうか。

 

 それにしても、退屈な日々が続く。