コンビニの本棚。
この前はいつだったか、忘れるほどに小説を書いていないが、数日前、コンビニに立ち寄り、週刊誌を買おうとしてびっくりした。
昨年の八月? に出た官能物の拙作が並んでいたからだ。
驚きながらも、何故? と考えてみた。そして結論に到った。
おそらく、在庫がかなりあったからに違いない。
処分に困り、「コンビニでも出してみるか。倉庫に置くよりいいだろう」
そんなこんなでの経緯だったのだろう、と推測し、何か、版元には申し訳ない気持ちになって、苦笑するしかなかった。
他の官能物もあり、四冊ずつ並んでいるのに、私のは二冊。
同数回って来たのだろう、と思えば二冊は売れたことになる。
ま、そんなことはどうでも、一年前の自著がコンビニに並んでいることに、年甲斐もなく久しぶりに感激した。