小鳥遊葵(たかなしあおい)のブログ

雑多なことを、気ままに書き連ねている「場」です。

次々作。

 八月に新刊「熟女の優しい筆おろし」が刊行され、今年中に出るかも知れない次作原稿を送付した。
いまは次々作執筆中。
 珍しく(最近は違うが)、プロット一発OK。官能以外はプロットなしなのだが、担当者は本を売ることのプロ。
どんなのが売れるかほぼ把握しているので、プロットを切り、売れるカテゴリーかどうか判断してもらう。
 OKということは、そこそこ売れる分野だ、ということだろう。
 書き手にはそこのところは皆目見当がつかない。自分でいいと思ったところで、それが売れるわけでもない。

 次々作が無事刊行されると、いよいよ著作二十冊が現実味を帯びてくる。八月ので十七作(アンソロ含む)
だから、次作次々作で十九冊。ということは来年もう一冊世に出れば、二十冊。
一冊で約四百七十枚ぐらいだから、合計で9400枚。f:id:kugunarihama:20151008081249j:plain
 まだまだ末席には違いないが、自分ではよく書いてきたと思い、ほんの少しだけれど、満足している。
 可能なら、官能だけで30冊までは書き続けたいものだ。

 いま一番希むのは、重版だ。いまは一握りの人気作家を除き、官能、一般小説を含めて、重版は難しい。
たとえ1000冊でもいい。一度でいいから重版を体験したいものだ。
 だけど、実売はどうなのかは知らないけれど、拙著でも累計すれば、30万部は出ている。ということは、30万人の人が私の書いたのを
読んでいるということだ。ということは、官能小説作家だと自らを卑下する必要もない、ということだろう。
 少なくとも、30万人の人に必要とされている。この数は大きい。

 もっともっと精進しなければならないね。こんな私にも、毎回レビューを書いてくれるファンもいる。f:id:kugunarihama:20151008081440j:plain
 その内容も概ね好意的なのだ。嬉しいし、いつも感謝している。
 小説はどの分野を書いても、書くごとに難しく感じるが、しかし、難しく思えたり、前作に不満を覚えるのは、多少なりとも腕が上がっているからだろう。
 けっこう性格はポジティブなので、いつもそう思い、次作に向かう。

 書く環境も以前と比較すれば格段に整った。あとはもう、ひたすら書くだけ。そう思い、鉢巻きをねじり直している。f:id:kugunarihama:20150918225808j:plain

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