小鳥遊葵(たかなしあおい)のブログ

雑多なことを、気ままに書き連ねている「場」です。

サッカーワールドカップ。

あれでも勝ちは勝ちで価値があることなのだろう。

けれど、私は性格的に、あんなゲームは大嫌いだ。

あり得ないことだが、私が監督なら、玉砕しても最後まで攻めさせる。

ポーランドとの試合。先発メンバーを大幅に入れ替えてきたが、セネガル、コロンビア戦での先発メンバーと比べると、攻めも守りも劣るような気がしてならない。

同点でも決勝シリーズに進めるとの思いがあってのことだろうが、勝てる試合をみすみす逃し、私に言わせれば姑息な駆け引きで、敗けた試合にも係わらず、決勝トーナメント出場の権利を得た。

それにしても、コロンビア・セネガル戦で、もし、セネガルが同点に追いついたならーーそれを考えると背筋が寒くなる。

あの凄まじいブーイング。とてもよくわかる。観客はあんなパス回しを観に行っているのではないからね。

それにしても、イエローカードの数での進出なんて。これは私の性格なのだから仕方がないが、苛立ってどうしようもなかった。

ワールドカップなのだ。もっともっと、エキサイティングな試合を観て昂奮したい。

愕いた。でも、嬉しい。

某所で、朝比奈海で書いていた拙著が紹介され、レビューが載っていることにびっくりした。これはもう、著者にとってはとても嬉しいことである。

それによれば、2010年とある。というと8年前か。この名義では二冊。最初のがたしか「狂夜」だったから、もう8年以上、フランスで書いていることになる。

速いなぁ。それ以前はキルタイムで書き、祥伝社のwebで短編など書いていた。

振り返るってことは年寄りだからだろうが、それでも振り返れば、もうずっと前、

30年近く前になるのかな? 平和出版というところが出していた「新風小説」が催した、「官能小説大賞」なるコンテストで、大賞をとったことがきっかけだった。

私が第2回で、第一回が北原双治さんで、第三回が記憶違いでなければ、北山悦史さんだったような気がする。この賞、第三回で終了し、その後、出版社じたいなくなってしまったけれど。

だが、受賞後は新風小説で短編を十作以上書かせてもらったが、心境の変化があり自ら書かなくなった。その後、祥伝社やキルタイムで書くまでにはかなりのブランクがあった。

 祥伝社でのきっかけは、当時、官能のコンテストがあり、最終に残ったことでの素晴らしい編集者との出会いだった。キルタイムは募集もしていないのに「投稿」。あ、募集してたかな?-- 1か月ほど経ってから連絡があり、いきなりの書下ろしだった。

 コンテストではあまり認められはしなかったが、一度、週間実話の「シニア官能小説」募集で次席に入ったことがある。

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 そんなこんなでフランスでは明日発売ので15冊(アンソロジーは含まず)?

平均すると、年2冊ちょっと。少ないよなぁ。しかし、本数が少ないってのは、これはもう、力不足でしかない。年齢的にも総数で30冊を目標にしている。

 オファ次第ではあるけれど。

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まだ未定だが……。

 八月末に集まりがあるとのメールをもらい、

出席しようかな、と思っている。

 年寄りだし、見栄えもよくないので、なるべく人前には出たいとは思わず、

これまではどんな誘いにも行かなかったのだが、都落ちしてからもう三十年も経つと、都会の雑踏に郷愁のようなのを感じて、行ってみるかな、という心境になりつつある。

 その場に集う人々とは、もし行けば全員が初対面。そう思うと、やはり、よそうかな、とも思ったりしている。

 まだ二ヶ月もある。その間、心境はどのように変化するのだろう。

あ、この十年を振り返れば、肝心の編集者とも一度も会ったことがない。これって、遠くにいる者の利点なのか、それともあきらかなデメリットなのだろうか。

 よくネットで、編集者との打ち合わせ云々なる書き込みを見るにつけ、(ああ、俺はしたことないなぁ)と羨望の眼差しになる。

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霧に霞む海。

一安心。

昨日届いたゲラを今日送った。

ちょっと日程が詰まっていたので、一晩で完了。

誤字脱字の類だけで、そんなに多くなかったのでよかった。

あとはもう、来月の発売日を待つだけ。

 

 これからちょっと時間が空くので、地元の大手企業の創業者の自伝というか、一代記のようなのを下降と思う。

 これは依頼。けれど、世話になった人なので、一枚いくらとは決めずに、相手方の「お気持ち」--寸志でいいとの話し合いで引き受けたのだが、これがまた、なかなかな進まない。

 急がなくてもいいとは言われているが、御年八十五歳の人物なので、元気なうちに仕上げようとは思うが、まだ三十枚しか書けていない。

 一冊にするのだから、最低でも二百枚ぐらいは必要だろうから、気が遠くなる。

官能物なら想像で書くので、時間さえあれば四百枚ぐらいなら一か月で仕上げられるが、ノンフィクションが軸なので筆が進まない。

 今年中には終わらせたいのだが。

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