今年ももう終わる。
店も官能作家としても、可もなく不可もなく、で終わりそう。
店は30日まで営業し、新年は3日からの営業とした。
震災前よりは多少客数も増えてきたが、それでもカツかッであることには変わりない。夏は忙しいが、過疎地だけに1年の半分は殆どが島内に住む人たちの来店を待つしかない、というのが現状。
新たな構想を練り、何とか客を呼ぶ算段をしなければならないだろう。
2年後に島に橋が架かる。物珍しさもあり、少しは来島する人も増えるのだろうか。
官能作家としての1年を振り返れば、冊数的にはまぁまぁだろうか。
店との2足の草鞋状態では、年に3冊なら上々だろうと思う。
ただこれも、店同様、お客さんがいなければ続かない。そうしてみると、日々、綱渡りしているような、なんとも不安定な日々の繰り返しになることは変わらないのだろう。
来年ももしオファがあるのなら、自身、「うん、これなら」というものを書いてみたい。いつもそういう思いで書いているのだが、本になって読み返してみると、「……」とおもうこと屡々。
そんな中、いつも感想を書いてくれるレビュアーの人々には唯々感謝。滅多にはもらえない「5」を夢見て、新年も書き続けていたい、と思う年の暮れ。