臨時休業。
昨日亡くなった親類がいて、親類代表となるので葬儀に出なければならず、
今日明日と、料理人としての仕事は臨時休業。
仕方ないことではあるが、冠婚葬祭ほど苦手なものはない。
とくに葬式。ある日突然なので慌てふためく。まさかそうなるとはつゆ知らず、
昨日は今日明日の店の買い出しに奔走し、野菜類も海の幸もだいぶ仕入れた。困った事態だ。
いまこの時間、島から本土にある火葬場に渡るフェリを待っていての書き込み。
91歳の婆ちゃんとの二人住まいなので、まさかその婆ちゃんを行かせるわけにもいかず、
(ああ、こんなんじゃ、店はともかく、次作を書き進めることもままならないな)などと、ぶつぶつつぶやきながら、2時間後のフェリーの時間を待っている。
ま、仕方ないな。田舎では冠婚葬祭をおろそかにすると、未来永劫、白い目で見られる。
こんなことばかり書いていてもつまらないので、昨日撮った写真を数枚載せようと思う。
台風が近づいているせいか、昨日の海は落ち着きがなかった。けれど、凪いだ海よりは画になっている。
ド田舎の初秋の海。如何でしょうか?