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小鳥遊葵(たかなしあおい)のブログ

主に短中超編の、埃をかぶっている小説を発表しようと思ってのブログです。よろしくお願いします。

芥川賞と北日本文学賞。

 今回の芥川賞を受賞した、「火花」。
今日、買おうと思い、書店に立ち寄ったところ、売り切れ、の札があった。
 凄いなぁ。羨ましいなぁ、と声に出さずに呟きながら、本屋を出た。
 104万部も刷ったのだとか。そうなると作者である又吉には、単純計算でも、一億以上、入ることになる。凄いなぁ。やはり、凄い。
 なんだかんだ言っても、作家でもプロは、売れて何ぼの世界。売れれば「先生」ともてはやされ、売れず、無名のままだと、変わり者のおっさん、としか言われない。f:id:kugunarihama:20150721234006j:plainf:id:kugunarihama:20150721234051j:plain

 素人でもプロでも、賞でもなんでも、貰えないよりはもらえるほうがずっといい。
 賞の大小など関係ない。たとえ応募数が少なかろうと、受賞者は一人か、せいぜい、二人。獲れないほうが圧倒的に多いのだから、獲得することが、大事なのだ。

 八月末日。いよいよ「北日本文学賞」の応募締め切り日が近づいて来た。
この賞、枚数は少ないが、小さくはない。毎年、千数百の作品があつまる。その中で、選奨を含めると、受賞者は三人のみ。狭き門だ。
 今年も仲間たちが参戦する。毎年、こうして八月から今年いっぱいを楽しむのが恒例となっている。仲間の誰かが受賞するのを期待し、今年も北日本レースを、とことん楽しむつもりでいる。

 七年前に輝さんが言っていた。北日本文学賞受賞者の中からも芥川賞候補になるような作品を、と。
これはあながち、夢ではないだろう。
 ずっと昔になるが、第二十三回北日本文学賞を受賞した原口さんはプロデビューし、芥川賞候補になっている。
 いまは芥川賞も以前とは傾向が違っているようにも思えるが、これからはどんどん若い書き手が北日本を受賞し、芥川賞に名を連ねるような将来を夢見ることも、また楽しい。