新刊。
今日、著者用のが十冊届いた。
今月21日発売。昨年11月に刊行したのは芳しくなかったので、今度こそ、とは思うが、こればかりはジタバタしたところでどうしようもない。
このように、毎回刊行されるごとに腹を括っているが、何とかこれまで続けてこられたことには感謝するしかない。
やっていることは水商売だからね。いいときも悪いときもある。悪いときが重なれば潰れるだけ。そのことは商売をしていただけに骨の髄まで染み付いている。
いよいよ上京する日が迫ってきた。川崎で料理人として20数年過ごしていたのだが、その当時の草野球仲間が十数人集まってくれるそうだ。おそらく、どんちゃん騒ぎになるのだろう。愉しみだ。
愛猫の避妊手術をしてから一週間。獣医から貰った傷口の化膿止めもなくなり、今はまだ、エリザベスカラーを首につけたままでいるが、術痕もきれいになりつつあるので、今日獣医に電話したところ、そろそろ自由にさせていいとのことだ。
うごくに不自由なあんなものを首に巻かれて大変だったろうが、あと数日様子を見て、もとの姿に戻してやろうと思う。
飼い主はいやらしい小説ばかりをせっせと書きながら、ペットには飼い主の都合で女を棄てさせる。そう思うと、申し訳なくて、負い目を感じてしまう。しかし、それもこれもが飼い主である人の身勝手。そう思わずにはいられない。