サッカーワールドカップ。
あれでも勝ちは勝ちで価値があることなのだろう。
けれど、私は性格的に、あんなゲームは大嫌いだ。
あり得ないことだが、私が監督なら、玉砕しても最後まで攻めさせる。
ポーランドとの試合。先発メンバーを大幅に入れ替えてきたが、セネガル、コロンビア戦での先発メンバーと比べると、攻めも守りも劣るような気がしてならない。
同点でも決勝シリーズに進めるとの思いがあってのことだろうが、勝てる試合をみすみす逃し、私に言わせれば姑息な駆け引きで、敗けた試合にも係わらず、決勝トーナメント出場の権利を得た。
それにしても、コロンビア・セネガル戦で、もし、セネガルが同点に追いついたならーーそれを考えると背筋が寒くなる。
あの凄まじいブーイング。とてもよくわかる。観客はあんなパス回しを観に行っているのではないからね。
それにしても、イエローカードの数での進出なんて。これは私の性格なのだから仕方がないが、苛立ってどうしようもなかった。
ワールドカップなのだ。もっともっと、エキサイティングな試合を観て昂奮したい。