小鳥遊葵(たかなしあおい)のブログ

雑多なことを、気ままに書き連ねている「場」です。

衆議院選挙。

面白いね。

小池さん、エンタメの王道をひた走ってる。

良し悪しは別にして、彼女の戦い方を見るにつけ、その度胸のよさに驚嘆する。

八十人の所帯を、十数人しかいまのところないところが吸収するなんて、面白過ぎてついつい夢中になる。

女信長だね、彼女は。

いまはまさに、小池さんにとっての桶狭間。二千ぐらいで数万の今川を討った信長に見えて痛快この上ない。あっ、繰り返すけれど、良し悪しは別にして。

 

 唯、問題はこれからだろうね。もし勝てば、恩賞をあげなければならない。

金はなさそうだから、それは地位か名誉。

でもそれは男の考え方かな?

 いまは勝つことが最大課題だろうけれど、結果が出た後の、信長なら秀吉のような人材が出てくるかどうか。

 

 その前に、彼女は都知事職を辞して選挙に出るかどうか。選挙ってのはどう転ぶか、票を開けて見なければ判らない。もし万が一、「希望の党」が過半数を制した場合、国会議員でないと首班指名を受けられないのなら、小池さん、一世一代の勝負所なのだから、国会議員の身分を確保しなければならない。

 思うに彼女、それが最善と確信したなら、都知事を実績もなく投げ出した、などの批判などもろともせず、選挙に打って出る度胸は持ち合わせていると思う。

 メディアでいろんな人が口を揃えて、まだ都知事として、オリンピックも豊洲問題も何一つ実績もないのに無責任云々というけれど、それは逆で、小池さん、今日という日が必ず来ることを読み、敢えて後任者に問題提起をしただけで、自分は国政ーー女性総理大臣第一号に狙いを定め、そっちの準備をしていたのではないか。そう思わずにはいられない。

 何故なら、豊洲やナンヤかやにどっぷり浸かっていたなら、総理への道は都知事としての日々の多忙の中に埋没してしまうってことだからね。

 

 私個人としては、国政に戻らせ、天下を狙ってほしい。

メディアの人々も、小池さんは選挙に出ると言っているけれど、可能性は半々ぐらいだろうか。

 そしてもしそうなった場合、都知事の後任は誰がなるのだろうか。巷では橋下徹や東国原の名前もちらほら上がっているようだが、私が小池さんなら、思い切って、小泉ジュニアを口説き落とし、都知事に出馬させる。

ま、夢想ではあるけれど、けっこうインパクトのある案だと思うけれど、これではあまりにもエンタメ過ぎるかな。

ともあれ、三度(みたび)繰り返すけれど、良し悪しは別にして、私は小池ファン。

これは官能作家の端くれとしての好みがだいぶ入っている。

小池さんの三十代四十代のころを思い浮かべると、私が思い描く官能の主人公にど真ん中のストライク。

他の女性議員にはない、艶やかな魅力に溢れている。

希望の党」。しかし、信じられない。十数人のグループに吸収される民進党。代表の前原さんって、もしかしたら、かなりの器の人なのかも知れない。