小鳥遊葵(たかなしあおい)のブログ

雑多なことを、気ままに書き連ねている「場」です。

変。

「煙草増税」。
頭にくる。
喫煙者は何かと悪者にされる。最近、どこに行っても煙草を喫える場所がない。だいぶ前には駅のホームの端っこに小屋がつくられ、喫煙者はその窮屈な空間のみで喫煙をゆるされた。いまはそれさえもない。
増税。喫う場所もない。
冗談じゃない。何か変だろう。何かすることなすことがいい加減だ。...
 煙草。健康上よくない。喫わない人に迷惑をかける。だから喫煙所をなくし、飲食店などでも近い将来はすべて条例により禁煙にするらしい。
 おかしい。絶対に変だ。
 それじゃなぜ、そんなにも害を及ぼす煙草を売らせているんだ? 麻薬同様、法律で売買を禁止すればいい。所持をやめさせればいい。
 それなのに、せっせと売り捌きながら、増税だ、喫う場所を取り上げるだ、なんて絶対におかしい。
 売っていながら喫うな、って、漫画じゃないか。
国そのものがマッチポンプみたいなものだ。
 国会で取り上げるのなら、増税云々より先に、何故そんな危険なものを売っているのかを議論すべきだろう。
 率先して売り続けていながら、喫ちゃダメでは筋が通らない。

終わった。

 次作、書き終え、担当に送った。締め切り一週間前だったので、まぁまぁだろう。

本になるのは来年かな?

 年始年末調整で、年頭一月にを是が非でも刊行しなければならないような書き手ではないので、二月ごろになるだろうと思う。

 ともあれ、送ったことで一安心している。あとは本になるのを待つだけ。基本的にこれからすることはゲラを待つだけで、内容の見直しはないと思われる。

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 前作が八月で、刊行後すぐに次作を書け、ということだったが、締め切りが11月半ばだったので、1か月半は書こうともせず、正味後半1か月半で書いたことになる。

 時間がたっぷりあるというのも善し悪しだね。性格上、締め切りが迫り、尻に火が点かないとどうも走れない。毎度のことながら、困ったものだ。

 今年は刊行数が少なかった。2冊しか出していない。それだけ需要がない、ということだろう。過去に多いときで4冊。平均すれば年3冊ペースだったので、2冊はいかにも少ない印象だ。

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 それでも若い書き手が台頭してきている昨今、2冊も書かせてもらえるなら上等なのかも知れない。ま、負け惜しみ半分で言えば、空き時間、他のことが出来ていい。

 この先、もうしばらく時間的余裕がありそうなので、いろんなことにチャレンジしようと、様々なことを企んでいる。

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原稿。

 もう、10月も半分以上が過ぎた。

困ったことに、来月半ば締め切りの原稿が、まだ半分ぐらいしか書けていない。

書けていない、というか、どうも気が乗らないのだ。

 最近は一日に一時間ぐらいしか、書くためのパソコンの前に坐らない。それでも始めれば、文庫フォーマットで十頁ぐらいはいけるのだが、だいぶ体力が衰えているのだろう、すぐに休憩してしまう。

 これも二足の草鞋の弊害だろうか。

 

 店をやっているので、朝は九時には店に入る。ランチを終え、一次帰宅するのは午後三時半。それから五時まで休憩して再び、夜の部の店に行き、帰宅は毎日この時間(深夜24時)になる。

 書くのはこれからとなる。その前に風呂に入ったり、伝票を整理したりと雑用があり、さて書くか、と思う頃には午前一時を過ぎている。

 ついつい「今日はいいか」となり、何するでもなくぼんやりしていることが多くなってきた。

 結局床に就くのは3時。朝7時には起きないと間に合わないので、毎日の睡眠時間は約4時間ぐらい。こんな生活を10年ぐらい続けている。

 

 そろそろどっちか一本、足を洗わないといけない時期かな、とも思う。そうなるとどっちにするか。いやはや、なやましいところだ。

 書く仕事って普通頭を使うと思われるだろうが、これは嘘偽りなく、肉体労働。もう一つの店も肉体労働。躰めが、「おい、どっちかにしてくれ」って言っている昨今だ。

 

 他の書き手のみなさんはどうしているのだろう。私以外、全員専業作家なのだろうか。何かいい方法があるなら、ぜひとも教えてほしいところだ。

希望の党。

 今日のネットでの各新聞の世論調査では、小池さんの希望の党は伸び悩み、現勢力にほんの少し上積みする程度とのことだ。

 それとは逆に、自民党単独過半数をはるかに上回って圧勝とのことらしい。

 私は小池ファンのひとりだが、唯一「?」と思っていたのは、(彼女の決断力)に対する不安だった。

 喧嘩を決断するのは早いし、上手い。優れた先行馬のようにひた走る。けれど、スタミナが切れ、じわじわとカウンターパンチを受けて勢いを失っていく。そんな思いに駆られての危惧だった。

 今回の伸び悩みもこれが要因だと思われる。

小池さんは、首班指名を誰にするのか、との問いに、選挙結果を見てからとしか応えていない。党首なら、たとえどんなに小さな党でも、その親分の名を書くのは当然のこと。これでは有権者が離れるのも当然だと思える。

 おそらく小池さんは、今回途中からは希望の党が政権を狙える数を確保できないと判断し、それならば、選挙結果を見て、どこかと組める政党と組み、そこで決まった代表の名を書き、その中での影響力を保ちながら、次を狙うつもりだと思われるが、これは利口なようでもっとも民衆には敬遠される方法だと思わずにはいられない。

 このままでは小池さんは危ない。もし希望の党がそんなには票がのびず、現有勢力+少々ぐらいだと、都政運営も行き詰まること必至。負け戦に等しければ、いまは都政に於いて協力している公明党は必ず手のひらを返し、自民党と連立を組み直すと私は思う。

 小池さん、やはり、歯向かってまでもキリっとした設計図を描ける有能な参謀がいないと、そう遠くない時期に、「裸の王様」になるような気がしてならない。

 

 選挙だけは蓋を開けてみなければ判らないが、新聞の分析はこれまで概ね当たっている。それを思うと、憂鬱になる。

 自民党の圧勝。このようにメディアが報じるような結果になれば、加計問題も何もかも、すべて踏みにじって野望に邁進するはずの安部と、それを選ぼうとしている民度に思いを馳せる。

 

 今日、報道ステーションの収録画面を見ていたところ、沖縄でまたもや米軍ヘリコプターが墜落? したとのことで、それについて党首討論の席上でこの問題を問われていた首相の答は定番通り。されに司会者にカケ・モリ問題を追及された安部さん、もともと早口ではあるが、痛いところを衝かれたせいか、さらに早口になり言葉を咬み、他の発言を阻止するように無関係なことを多く織り交ぜて言い訳していた。

 そう見ると、阿部総理は正直者だということなのだろう。急所を突かれると動揺がそうさせるのか、一段と早口になり、争点を必死にぼかそうと試みる。

 しかし、世論の調査を見るかぎり、有権者はそんな権力者を再び選ぼうとしている。

 

 最近の変な気候や頻繁に勃発する地震や火山の噴火。私たちはそれらに情緒を狂わされているように、あらゆる戦いの場に足を踏み出しているのではないだろうか。

 この国、大丈夫なのか?

 

バトル。

小池さん、最近、四面楚歌状態だね。

それにしてもメディアーーとくにテレビってのは正義面しているけれど、つくづくマッチポンプだね。

火を点けては燃やし、今度は消しにかかる。ワイドショーはそれに尽きるね。

ま、煽り、燃え盛ったところで粗をみつけて今度は批判に転じてそれを燃え盛らせる。

彼らは一体、何を望んでいるのだろう。

出ているコメンテーターもそう。小池さんが台頭してきたときには褒めたたえ、自民をボロクソに言っていたはずなのに、最近は小池さんの瑕疵だけをあげつらい、自民の悪口が減っている印象。

何も内容がない、なんてしたり顔で言うが、それは当然だと思う。もとはといえば、抜き打ちだか何か知らないけれど、不意打ち解散が原因で変なことになっている。

野党が出した議会開会要求には法律上ちゃんと応え、議論をしなければならないのに、何もしないままに冒頭解散。すべてはその暴挙に連動してのゴタゴタだろうに。

 

 小池さんの「選別」に対して、排除主義とか何とか言ってるが、すべてを受け入れれば今までの民進党と同じで、何をしようにもまとまりがなくなる。それなら最初から同志だけを集うのは当然のことだと思うのだが。

 責められるのはそれまでの言動に蓋をして集まって来た民進党の人だちだと思うのだが、どうなのだろう。

 

 小池さんに足りないのは、やはり、参謀だろうね。

それにしても、一体何人ぐらい「希望の党」は議席をとるのだろう。風がだいぶ弱まっているようだが、コメンテーターたちの予想は100ぐらいか。それでも2番目に多いことになる。

 自公はどうなのかな。2党あわせて過半数ぐらいはいくのだろうか。もし過半数割れなら断然面白くなる。割れて安部が責任をとるようなことになると、いよいよ面白い。

もっとも、どんな結果になろうと、トランプが来日するまでは「続けさせて」というだろうが、その後を小池さんはどう読み、動こうとしているのか興味津々で見ている。

 自分の党が過半数に届かなくとも、総裁選のキャスティングボードを握るぐらいの勢力を抱えると、小池さんはどう動くか。

 党首でも国会に議席がないのだから首班指名は誰にするか。もしかしたら、希望の党の誰かを推すのではなく、維新と組んで石破あたりを担ごうとするのかも知れない。

 

 ダメだ、ダメだ。政治が面白過ぎて、ついついテレビなどを観て、あ~でもないこ~でもないと考えたりするものだから、原稿書きが捗らなくなる。困ったものだ。

衆議院選挙。

面白いね。

小池さん、エンタメの王道をひた走ってる。

良し悪しは別にして、彼女の戦い方を見るにつけ、その度胸のよさに驚嘆する。

八十人の所帯を、十数人しかいまのところないところが吸収するなんて、面白過ぎてついつい夢中になる。

女信長だね、彼女は。

いまはまさに、小池さんにとっての桶狭間。二千ぐらいで数万の今川を討った信長に見えて痛快この上ない。あっ、繰り返すけれど、良し悪しは別にして。

 

 唯、問題はこれからだろうね。もし勝てば、恩賞をあげなければならない。

金はなさそうだから、それは地位か名誉。

でもそれは男の考え方かな?

 いまは勝つことが最大課題だろうけれど、結果が出た後の、信長なら秀吉のような人材が出てくるかどうか。

 

 その前に、彼女は都知事職を辞して選挙に出るかどうか。選挙ってのはどう転ぶか、票を開けて見なければ判らない。もし万が一、「希望の党」が過半数を制した場合、国会議員でないと首班指名を受けられないのなら、小池さん、一世一代の勝負所なのだから、国会議員の身分を確保しなければならない。

 思うに彼女、それが最善と確信したなら、都知事を実績もなく投げ出した、などの批判などもろともせず、選挙に打って出る度胸は持ち合わせていると思う。

 メディアでいろんな人が口を揃えて、まだ都知事として、オリンピックも豊洲問題も何一つ実績もないのに無責任云々というけれど、それは逆で、小池さん、今日という日が必ず来ることを読み、敢えて後任者に問題提起をしただけで、自分は国政ーー女性総理大臣第一号に狙いを定め、そっちの準備をしていたのではないか。そう思わずにはいられない。

 何故なら、豊洲やナンヤかやにどっぷり浸かっていたなら、総理への道は都知事としての日々の多忙の中に埋没してしまうってことだからね。

 

 私個人としては、国政に戻らせ、天下を狙ってほしい。

メディアの人々も、小池さんは選挙に出ると言っているけれど、可能性は半々ぐらいだろうか。

 そしてもしそうなった場合、都知事の後任は誰がなるのだろうか。巷では橋下徹や東国原の名前もちらほら上がっているようだが、私が小池さんなら、思い切って、小泉ジュニアを口説き落とし、都知事に出馬させる。

ま、夢想ではあるけれど、けっこうインパクトのある案だと思うけれど、これではあまりにもエンタメ過ぎるかな。

ともあれ、三度(みたび)繰り返すけれど、良し悪しは別にして、私は小池ファン。

これは官能作家の端くれとしての好みがだいぶ入っている。

小池さんの三十代四十代のころを思い浮かべると、私が思い描く官能の主人公にど真ん中のストライク。

他の女性議員にはない、艶やかな魅力に溢れている。

希望の党」。しかし、信じられない。十数人のグループに吸収される民進党。代表の前原さんって、もしかしたら、かなりの器の人なのかも知れない。